修復の記録
buffleheadlasci.comの修復プロセスを、少しだけ01 — 婚礼箪笥(札幌・K様)
鏡板の亀裂、引き出しの歪み、金具の欠損。解体の上、漆の再塗装、欅材による接ぎ、銅打ち金具の鋳造を行いました。
02 — 志野茶碗(金沢・M様)
高台脇の直径3cmの欠損。生漆で下地を構築し、調色漆で補彩。金粉は使用せず、素地に近い質感で仕上げました。
03 — 日本画掛軸(仙台・O様)
画面に複数の折れと裏打紙の損傷。和紙と澱粉糊で裏打ちを施し、画面の安定化を図りました。
04 — 婚礼衣裳(盛岡・I様)
十二単風の婚礼衣裳。金糸の脱落、絹の綻び、金彩の剥がれ。すべて手作業で補修し、当時の姿を復元しました。
05 — 李朝白磁壺(福岡・I様)
口縁に複数の欠け、本漆金継ぎで処理。金粉の粒度を荒めに取り、当時の質感に近づけました。
06 — 油彩画(横浜・E様)
キャンバスの弛み、絵具層の浮き。裏面から補強注入、表面の補彩まで実施。額装は新規製作しました。